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「べろ」
2007.11.10 |Category …個性
「べろ」、一歳四ヵ月半・・六人兄妹、「はな」母と同胎である。
全てに於いて対照的なふたり。
一番大きかった「はな」、一番小さかった「べろ」。
大人びていた「はな」、幼稚な「べろ」。
それもこれも皆「はな」が「べろ」の分の食べ物を横取りしていたからに違いない。
「べろ」は今でも幼稚で、およそ一年前にわが家に来たときと変わらない。
最近は吾輩の帰宅時に、わが家生まれ一番大きな「しょう」とともに『きゅんきゅんきゅるきゅる』合唱するので五月蠅いことこの上ない。
男は黙って何とやらである。
料理中には「のう゛ぉ」も加わって合唱するので辟易である。
でも、男には好かれない故、女には大好評の「べろ」である。
可愛い、甘えん坊、舐め好き・・と三拍子揃っているので女性好みの狆である。
おまけに舌もちょろっと覗いているときが多く、これまた好評である。
この「べろ」、なかなかの早撃ちマックで、わが家にマーキングをひろめた張本人である。
この冬、年の変わり目辺りに父になる、予定である。
という訳で、「べろ」は譲るわけにはいかぬが、「しょう」とその父・元祖狆「のう゛ぉ」はお安くお譲りしたい。
ふたりとも大きめ5㎏台なので賢く、人の言葉を理解する。
「しょう」は慎重派、トイレはほぼ完璧、異常があると鳴くので番犬にも、人見知り犬見知り、多頭飼いではボス願望強く、唸るのが得意、感激屋さん。
「のう゛ぉ」は能天気、トイレは完璧、ほとんど鳴かず、人好き犬好き、大きな犬も恐れず、三歳までは怒ることを知らず、赤ちゃんと遊ぶのが大得意、感激屋さん。
さて、「べろ」と「しょう」が帰宅時に『きゅんきゅんきゅるきゅる」と迎えるといったが、これは特に留守中にケージなどに閉じ込めて置いた場合である。
また一般の家ならば、こんな出迎えはとても嬉しいかも知れぬが、わが家は古い集合住宅、早い話が隣の声が良く聞こえる木賃アパートなので、声を出すのはご法度なのである。
狆でなければとっくに追い出されているわが家であった。
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