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ヒロイン
2007.11.11 |Category …個性
今日の主人公はである。
風前の灯、ホームレス前夜といったわが家であるが・・
狆たちの食料が切れたので、「しょう」とともに夕方、肉を買いに行った。
すっかり陽も短くなって、また来る夏が待ち遠しいが・・
こうして歳を取っていくのである。
裏道伝いに歩いてゆくと、いつもの歩行者用押しボタン式信号のある国道一号、東海道に出る。
そこにあるのは例の桜の木(北向き)であるが・・
なんと、花が増えている!
秋に咲いても満開になったりするわけではない、普通は・・
精々二分三分、ちらほらと咲くぐらいであるが・・
今日見たところでは、五分六分、見ようによっては七分八分・・
うむ・・・
それよりも驚いたのは、歩行者、歩道を走る自転車の者たちも、誰も話題にしていないのだ。
気にして見ていく者さえいない・・。
・・・・・・・・
長生きはしたくないものだ。
花鳥風月もへったくれもない。
宇宙生物のような外来種の朝顔を育てる社会だから、まあこんなものだろう。
外では、人に道を譲らず。
内では、子殺し親殺しに励む。
世界の劣等国を目指せばよろしい。
風前の灯、ホームレス前夜といったわが家であるが・・
狆たちの食料が切れたので、「しょう」とともに夕方、肉を買いに行った。
すっかり陽も短くなって、また来る夏が待ち遠しいが・・
こうして歳を取っていくのである。
裏道伝いに歩いてゆくと、いつもの歩行者用押しボタン式信号のある国道一号、東海道に出る。
そこにあるのは例の桜の木(北向き)であるが・・
なんと、花が増えている!
秋に咲いても満開になったりするわけではない、普通は・・
精々二分三分、ちらほらと咲くぐらいであるが・・
今日見たところでは、五分六分、見ようによっては七分八分・・
うむ・・・
それよりも驚いたのは、歩行者、歩道を走る自転車の者たちも、誰も話題にしていないのだ。
気にして見ていく者さえいない・・。
・・・・・・・・
長生きはしたくないものだ。
花鳥風月もへったくれもない。
宇宙生物のような外来種の朝顔を育てる社会だから、まあこんなものだろう。
外では、人に道を譲らず。
内では、子殺し親殺しに励む。
世界の劣等国を目指せばよろしい。
「べろ」
2007.11.10 |Category …個性
「べろ」、一歳四ヵ月半・・六人兄妹、「はな」母と同胎である。
全てに於いて対照的なふたり。
一番大きかった「はな」、一番小さかった「べろ」。
大人びていた「はな」、幼稚な「べろ」。
それもこれも皆「はな」が「べろ」の分の食べ物を横取りしていたからに違いない。
「べろ」は今でも幼稚で、およそ一年前にわが家に来たときと変わらない。
最近は吾輩の帰宅時に、わが家生まれ一番大きな「しょう」とともに『きゅんきゅんきゅるきゅる』合唱するので五月蠅いことこの上ない。
男は黙って何とやらである。
料理中には「のう゛ぉ」も加わって合唱するので辟易である。
でも、男には好かれない故、女には大好評の「べろ」である。
可愛い、甘えん坊、舐め好き・・と三拍子揃っているので女性好みの狆である。
おまけに舌もちょろっと覗いているときが多く、これまた好評である。
この「べろ」、なかなかの早撃ちマックで、わが家にマーキングをひろめた張本人である。
この冬、年の変わり目辺りに父になる、予定である。
という訳で、「べろ」は譲るわけにはいかぬが、「しょう」とその父・元祖狆「のう゛ぉ」はお安くお譲りしたい。
ふたりとも大きめ5㎏台なので賢く、人の言葉を理解する。
「しょう」は慎重派、トイレはほぼ完璧、異常があると鳴くので番犬にも、人見知り犬見知り、多頭飼いではボス願望強く、唸るのが得意、感激屋さん。
「のう゛ぉ」は能天気、トイレは完璧、ほとんど鳴かず、人好き犬好き、大きな犬も恐れず、三歳までは怒ることを知らず、赤ちゃんと遊ぶのが大得意、感激屋さん。
さて、「べろ」と「しょう」が帰宅時に『きゅんきゅんきゅるきゅる」と迎えるといったが、これは特に留守中にケージなどに閉じ込めて置いた場合である。
また一般の家ならば、こんな出迎えはとても嬉しいかも知れぬが、わが家は古い集合住宅、早い話が隣の声が良く聞こえる木賃アパートなので、声を出すのはご法度なのである。
狆でなければとっくに追い出されているわが家であった。
かわいてる?
2007.11.07 |Category …赤ちゃん
「まゆ」母の育児放棄・・、自分の子の面倒は見ないで、先に生まれて3ヶ月を過ぎた三兄妹にお乳を上げたりしていたのだが・・。
まあ、自分の子も20日は過ぎていたので、子離れといえばいえなくも無い。
「はな」母は結構ウェットで、いまだに子供がトイレシーツにした小便を舐めてあげてたりする。
普段、一緒に遊んでいるときは泣かしているのに、子供をバッグ散歩に連れて行って帰って来たときには、子供の顔を見るまで心配そうな顔をしている。
その点「まゆ」母はドライということだろうか・・。
そういえば、今日で丁度生後一ヶ月である。
5匹と多いこともあり、母がドライということもあり、成育は普通のようだ。
或いは少し小さいだろうか。
「はな」一家とは対照的である。
「はな」の子供たちは、3ヶ月と10日であるが、大体2.5~2.9㎏である。
「まゆ」の子供たちは、600g前後というところであろうか・・。
飼い主も結構ドライになっているかも知れぬ・・・。
上の子は、五人兄妹の末っ子♀というところだろうか。
ただひとり天星が綺麗な子であるが、他の子が皆鼻を黒くして来ているのにピンクのままである。
もうひとりの♀は、天星がなく、呼ぶときは「はげちゃん」と言っている。
♂のさんにんは、似たり寄ったりで区別が付けにくい。
天星は左右の黒地と一体化しているので、今のところ額の白い部分がハート形になっている。
・・・・だが、最近「まゆ」母は、またお乳を上げるようになって来た。
ただし、彼女の名誉のために言っておくが、夜中に吾輩が寝ている間のことは知らぬ。
少なくとも、「まゆ」赤子たちが、げっそり痩せていたり病気になったりはしていない。
わが家の長老・祖父さま「のう゛ぉ」、もうすぐ4歳である。
そして再び、東海道の桜である。
『南米か?!』
人のレベルは、そんなものになってしまった日本であるから、これで良いのかも知れぬ。
中身が大切
2007.11.04 |Category …個性
「まゆ」母は、ちょっとばかし育児放棄気味なので、忙しいときは「ゆき(白雪):3ヶ月」に子守をしてもらうことがある。
この「ゆき」、顔は片奴だし、鼻の下の模様が今のところ中途半端で(育っていく中で変化する)お世辞にも美人とは言えぬが、まだ赤子のうちから大人狆の耳の中を一生懸命舐めてあげるなど、なかなかの世話好きと見える。
赤子にもとても興味を示していて、隙を見ては赤子部屋に飛び込んで行って上手に接していた。
この日は、「はな」母も投入して、さらなる効果を狙ったが・・・
おっぱいがしぼむとともに母性も消えてしまったか、「まゆ」の出産の時には、羊膜を噛み切ろうとしたり、実の母親を押しのけて赤子たちの世話をしようとしていた「はな」であったが、赤子の世話よりも餌のおこぼれを探す方が忙しい「はな」であった。
この「ゆき」、顔は片奴だし、鼻の下の模様が今のところ中途半端で(育っていく中で変化する)お世辞にも美人とは言えぬが、まだ赤子のうちから大人狆の耳の中を一生懸命舐めてあげるなど、なかなかの世話好きと見える。
赤子にもとても興味を示していて、隙を見ては赤子部屋に飛び込んで行って上手に接していた。
この日は、「はな」母も投入して、さらなる効果を狙ったが・・・
おっぱいがしぼむとともに母性も消えてしまったか、「まゆ」の出産の時には、羊膜を噛み切ろうとしたり、実の母親を押しのけて赤子たちの世話をしようとしていた「はな」であったが、赤子の世話よりも餌のおこぼれを探す方が忙しい「はな」であった。