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無題

 繁殖屋にとって犬は家畜である。
卵を産む鶏、牛乳を出す乳牛、子豚を産む親豚、子山羊を産む親山羊(ミルクも出す)、羊、兎、馬、etc・・などと一緒である。
 役目を終えた家畜はどうなるか。
処分されて肉となる。

 それでは犬は・・


▽つづきを読む

 犬の場合は、寿命を全うする迄終生飼われて何不自由無く暮らす・・等と云うことは無く、矢張り処分される。勿論肉にはならず薬殺され焼却されるのだろう。

 リタイアした盲導犬は、子供のときの育て親が引き取って老後の面倒を見るようだが、すべての犬の親である繁殖犬は母犬、父犬ともリタイアするとあの世行きである。

 売れ残った、皆さんの家庭にいるペットの兄妹犬も処分される。
何故なら、飼育費の掛かる犬を抱えていては、利益も出ず潰れてしまう。
やがて繁殖屋がいなくなり、犬もいなくなる。

 神奈川県では、横浜・川崎では、保健所が担当しているが、その他の地域では、動物保護センターが処分を行っている。

 そこの所長の話では、保護された動物の内、猫はほとんどが処分されるそうだ。
犬の場合は、子犬はほとんど貰われて行き、成犬は約半数が処分されるとのことだ。
神奈川県の場合は、全国的にも助かる率が高いそうだ。

 里親の方や里親探しの活動をされている方々には頭の下がる思いである。

 繁殖屋は、大体売れ筋の犬を数十匹以上抱えていると儲かるそうだ。
それ以下の所は、慈善事業・ボランティアである。

 吾輩の所は、売れ筋でもなく、数も少なく、しかも売れ残りも一杯で、おまけに引越しがあるので一、二年前から繁殖を控えている・・超慈善事業である。
 吾輩は、所謂ドッグフードが好きではないので(最近は忙しくて歯垢取りにも手が回らないので少量加えている)、餌は自家製である。

 一匹二匹なら、直ぐ出来るが、多くなって来ると全てに渡って次元が違って来るので、新たな問題も発生し、飛躍的に手間暇掛かる様になる。
わが家では、餌を作るのには数時間が必要である。

 当然生活も圧迫されている。
一例として、吾輩の食事内容であるが・・
狆達は、国産の鶏・豚・魚が主であるが、吾輩の或る一年(確か一昨年)は、小麦粉と卵と牛乳とキャベツと狆達の魚に熱を加えた鍋の底に残った滓であった。
来る日も来る日も、全く同じ。

 今は少しましになったが、皆さんから見ればほとんど一緒だろう。
また上記のような、或はもっと酷い内容に成りそうな気配も濃厚である。

 狆達もいるし、余裕も無いので何処にも出掛けられず。

 まあ吾輩は商売人には成れない素人なのでこんな案配である。

 ときには母犬、父犬、兄妹犬のことを思う時間を作ってくれ給え。
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